本番 / 練習
もう4日間、お風呂に入っていない。
今日こそはお風呂に入り、そして掃除をしよう。
そうしなければ、何も始まらない。
言葉では上手く説明できないが、自分とそれを取り巻く世界が“汚れている”“気持ち悪い”と感じる。
そのような状態は、「本番ではない。練習なのだ」と思ってしまう。
少なくとも8ヵ月もの間、本番ではなく練習の状態がずっと続いている。
練習だと思ってしまうから、緊張感が持てず、本気を出すことができない。
時間をぞんざいに扱ってしまう。
おかしな話だ。
人生に練習などないのに。
白か黒か、本番か練習かという思考パターンは良くない。
それはわかっている。
しかし、もうこれ以上時間をぞんざいに扱いたくない。
「お風呂」と「掃除」という儀式を経て、充実した時間を得られるのなら、多少の強迫行為は許そう。

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